Feel the Pain

Just Like Heaven

Start Choppin'

Little Fury Things

Freak Scene

Sludgefeast

The Lung

In a Jar

Kracked

Crumble

Raisans

The Wagon

Out There

Tarpit

Almost Ready

Watch the Corners

Lose

Said The People

I Don't Think So

Poledo

Get Me

Pieces

Be A Part

Yeah, Right

No Bones

Grab It

Goin Down

Tiny

Puke and Cry

Over It

What Else Is New?

They Always Come

Don't Pretend You Didn't Know

Yeah We Know

Mind Glow

Over Your Shoulder

Let It Ride

Even You

Budge

Forget The Swan

Seemed Like the Thing to Do

On the Way

Pick Me Up

I Live For That Look

Not the Same

Plans

On the Brink

Pond Song

Thumb

Dinosaur Jr.

13 rooms
Dinosaur Jrは1983年、マサチューセッツ州アムハーストにて、Deep Woundというハードコア・パンクバンドをやっていたJ Mascis(G/Vo)と、ハイスクールのクラスメートだったLou Barlow(B)により結成され、その後すぐに、Murph (Emmet Patrick Murphy/Dr)がメンバーに加わった。 Country Joe and The Fish、Jeffeson Airplaneの元メンバーのバンドがThe Dinosaurと名乗っており、法に抵触する可能性があったため、デビューアルバムである『Dinasour』(1985年)を発表後すぐに、バンド名を変えている(少なくとも1987年までは、Dinosaurの名前を使っていた。その証拠に、『Your' re Living All Over Me』のいくつかのコピーには"Jr"の文字が欠けている)。 1987年、彼らはSonic YouthからのすすめでSST Recordsと契約、彼らのベスト作とされている『Your' re Living All Over Me』をリリースした。次の年には『Bug』を発表する。イギリスで『Bug』は、Sonic YouthやBig Black、Butthole SurfersらのレーベルであったPaul SmithのBlast First Recordsからリリースされた。この時期、彼らは大音量のライブをやるバンドとして知られるようになった。 大きな商業的な成功はなかったものの、カルト的な熱狂を獲得していた。『Freak Scene』と『Just Like Heaven』の成功は、Sonic YouthやNirvanaと仲がよかったことも相まって、結果的にWarner Brothersとの契約に結びつくことになった。彼らの曲はギターノイズに包まれ、メロディックで構成も単純であったため、同時代のPixiesとともに、その後に登場してくるNirvanaに大きな影響を与えている。 Mascisがステージ上でBarlowを殴ったこともあるといい、MascisとBarlowの緊張が高まった1989年に、ついにBarlowがバンドを脱退する。彼はその後、Sebadohで作品を作り続けた。結果的にDinasour Jr.という名前はMascisの別名とほとんど変わらなくなってしまった。その後、イギリスではBlanco y Negroに、アメリカではWarner/Sireにレーベルを変え、このレーベルから最初にリリースされた作品が『Green Mind』だった。 Barlowがバンドを去った後、Screaming TreesのVan ConnerやTeam DreschのDonna Dreschが1990年のライブで一度だけベースを弾いたこともあった。 1991年、Mike JohnsonがフルタイムのベースプレイヤーとしてDinasour Jr.に参加し、『Whatever's Cool With Me』(1991年発表)、『Where You Been』(1993年発表)、『Without A Sound』(1994年発表)、『Hand It Over』(1997年発表)の制作にそれぞれ加わっている。 ドラマーのMurphはロラパルーザツアー終了後の1993年終わりにバンドを脱退する。 この後、Geroge Berzがドラムとして1994年から97年まで参加し、『Without A Sound』と『Hand It Over』の制作に参加した。また彼は、後のJ Mascis & The Fog名義のバンドにも参加している。 80年代と比べ、90年代のMascisはより静かな音楽を探究していた。またバンドは、Jesus and Mary ChainやMy Bloody Valentine、Blurなどが参加した"Rollercoaster"ツアーでも一役を担っている(このツアーはLollapaloozaツアーの成功を受けたものである)。1993年にリリースされた『Where You Been』では、オープニングトラックであった『Out There』のビデオが収録され、短い間ながらMTVでも放映されていた。1994年の『Without A Sound』、1997年の『Hand It Over』以降、J Mascis & The Fogの名義でアルバムをリリースしていくことになる。 2004年、J MascisはSST RecordsからDinasour Jr.名義の3作品の原盤権を取り戻し、2005年にMergeレーベルから再リリースした。この再リリースと同時に、Mascis、Barlow、Murphのオリジナルラインアップでの再結成が発表され、その夏に再結成ツアーを行っている。このツアーが成功したことが後のアルバム『Beyond』とシングル『Been There All The Time』(2007年発表)につながっている。これはLou Barlowが1989年に最初にレコーディングしたものであったという。オリジナルラインアップでのツアーは結局2005年まで延長され、今も世界をツアー中である。ディスコグラフィー■スタジオ・アルバム ダイナソー - Dinosaur (1985)ユーアー・リビング・オール・オーバー・ミー - You're Living All Over Me (1987)バグ - Bug (1988)グリーン・マインド - Green Mind (1991)ホエア・ユー・ビーン - Where You Been (1993)ウィズアウト・ア・サウンド - Without A Sound (1994)ハンド・イット・オーヴァー - Hand It Over (1997)ビヨンド - Beyond (2007)ファーム - Farm (2009)■コンピレーション・アルバムFossils (1991)Jayloumurph (1993)Ear-Bleeding Country: The Best of Dinosaur Jr (2001)Zombie Worm (2006)