小野正利

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小野正利(おのまさとし、1967年1月29日 - )は、東京都足立区出身、埼玉県春日部市育ちの歌手。所属事務所はシュガーミュージック。非常に声量のあるハイトーンは、日本人歌手の中でも飛びぬけたものであり、その音域は4オクターブ以上とも言われている。デビューから現在に至っても、そのハイトーンは衰えを見せる事はない。同じくハイトーン歌手の鈴木トオル等とも親交がある。 そのキーの高さは本場の外国のHM/HR歌手達にもひけはとらない程である、アジア人歌手では、数少ない声量と音域の持ち主と言えるだろう。 バラードのヒット曲のYou're the only…が有名でPOP系の歌手と思われがちだが、元々はヘヴィメタルシンガー として活躍していたので、ロック特有のシャウト等も相当なものである。台湾のハイトーン歌手の張雨生や、田中昌之、鈴木トオル、m.c.A・T等と共に、アジアの男性ハイトーンを代表する歌手の一人といえる。 東洋人の歌手は欧米人等のHR/HMボーカル等と聞き比べると、東洋人特有の細い声というイメージで、どうしても声量や声の太さが比較されるが、それを感じさせない歌唱法や技術で多くの海外HR/HMのカバーもしている。 POPS歌手のイメージが強いが力強いミックスボイスでHR/HMからバラードまで歌いこなし、ジャンルは多岐にわたり活動している。 現在は自身の歌手活動と並行して、ボーカル教室の講師として後進の指導にも当たっている。中学時代より声が高い事に注目され歌い始め、バンド結成。高校時代から関東近郊のライブハウスを中心に活動。 大学時代音楽サークルの先輩のハードロックバンドにヴォーカリストとして参加。プロ意識を持ち始めた矢先、 1991 年6月アルバイト先にて(株)スイートベイジル社長と出会い、スカウトされる。翌1992年5月21日SONY RECORDS より「ピュアになれ」でデビュー。当時、カーリーヘアーに黒のバンダナを巻いたスタイルは異色であり、その容姿からは想像もつかない4オクターブの声量で、澄み切ったハイトーンヴォイスの新人として一躍注目を浴び、同年8月にリリースした3rdシングル「You’re the Only・・・」がフジテレビ系ドラマ「君のために出来ること」の主題歌となり114万枚を越える大ヒットとなる。この年、5月のデビューより年末の7 ヶ月の間でシングル4 枚、アルバム1 枚、LIVE TOUR 等と超ハードスケジュールの中、FM のレギュラーも努める事になった頃、各音楽賞に「You’re the Only・・・」がノミネートされ、「日本レコード大賞新人賞」「日本ゴールドディスク大賞グランプリ・ニューアーティスト賞」「日本有線大賞最優秀新人賞」「ゴールデンアロー賞新人賞」「TOKYO FM リスナーズ・グランプリ」他全ての賞を獲得し、この年NHK「紅白歌合戦」に初出場。 1993 年2 月、5thシングル「Forever My Love」リリース。 同年4月には初の全国TOUR「VOICEⅢ」スタート。 全国チケットSOLD OUTでコンサートも大好評を得る。又、夏には全国の野外イベントにも参加。5000人~20000人規模のオムニバスイベントで全てトリを努める。同年12 月には、3rdアルバム「With All My Heart」をリリース後、初の全国ホールコンサートを福岡を皮切りにスタート。 その後も、音源制作・FM のレギュラーDJ・ライブ活動等を精力的に行い、その穏やかな口調、澄み切った歌声により幅広い年齢層より支持を得る。そして1997 年デビュー時より在籍していたSONY RECORDS からmeldac に移籍。同年12月アルバム「Fragments」をリリース。このアルバムでそれまでのJ-POPサウンドからAOR を意識したPOPSへと音楽的変異を遂げる。 1999 年、音楽的相違から(株)スイートベイジルから(株)マーベリックに所属事務所を移籍。 1999 年11 月、荻野目洋子とのデュエット曲「Feeling」リリース。 この頃より作詞・作曲・歌と精力的に曲作りにも専念する。2002 年、デビュー10周年を迎え、アマチュア時代経験のあるHARD ROCKのイベントライブにもゲスト出演し数々のコンピレーションアルバムにも参加。2003 年1 月、以前より親交のあった鈴木聖美オフィス(有)アカペラに移籍 同年1 月15 日、オフィシャルサイト「VOICE」開設www.onomasatoshi.com 新たなるバラードソングを世に送る為、レコーディング開始、2003 年5 月ミニアルバム「REBIRTH」リリース。同年11 月、NEW MAXI SINGLE「I wish~I hope」リリース。同作品はアフガニスタンと日本(島根県)を舞台とした映画「アイ・ラヴ・ピース」の主題歌・挿入歌として10 月の映画公開と同時に作品リリース。 初の映画での舞台あいさつを努め、映画ファン等の新規ユーザーの獲得向上を得る。 2004 年11 月、TBS系『世界ウルルン滞在記』音楽担当、手使海ユトロ氏と出会い、大人の為のラブバラード集「冬色物語~Winter Stories~」フルアルバムを7年振りにリリース。ハイトーンを一切使わないエスニックサウンドとして注目を浴びる。 2006年4月、株式会社シブヤテレビジョンに移籍。自身、ワンツーマン形式でのヴォーカル教室『MOVE』を開設。 アーティスト活動とヴォイストレーナーとして新たな活動を開始する。 2008年、ヴォイストレーナーとしての小野正利がTV番組等で話題となり番組で取り上げられる。略歴最終学歴は専修大学法学部中退。当初は社会科教師を目指していた。 80年代にFORT BRAGG(フォート・ブラッグ)というインディーズのヘヴィメタルバンドのボーカルとして活躍。1989年には、FORT BRAGGのメンバーとして「平成名物TV・三宅裕司のいかすバンド天国」に出場した。バンド自体は勝ち抜くことはできなかったが、小野はその時にベストボーカリスト賞を受賞している。 1992年、ソニーレコードより、「ピュアになれ」でソロデビュー。 同じ年に発売した3rdシングル「You're the only…」が、フジテレビ系ドラマ「君のためにできること」の主題歌となり、大ヒット。この年の第34回日本レコード大賞新人賞等を受賞し、紅白歌合戦にも出場した。 90年代後半には屍忌蛇や柴田直人のアルバムに参加したりと、ヘヴィメタルシンガーとしても強烈な歌唱力を披露しており、ヘヴィメタルファンの度肝を抜いた。 1999年、荻野目洋子とのデュエット曲「Feeling」を発売。 2001年にはニトロプラス制作のアダルトゲーム、「吸血殲鬼ヴェドゴニア」の主題歌を担当したが、特にOP曲はジャーマンメタル風のハードな楽曲であり、一聴しただけではアダルトゲームの主題歌には聴こえない曲であった。その後も同社の「斬魔大聖デモンベイン」、「刃鳴散らす」、「装甲悪鬼村正」などの作品に継続して参加している。 2005年、「仮面ライダー響鬼」のイメージソングCDを発売。 近年では日本テレビ系列のものまねバトルにおいて、その独特のハイトーンを生かしたものまねを披露し、レギュラー出演者として定着している。 2007年8月には活躍の場を広げ、音楽のみならず、演劇の舞台「IMAGINE 9.11」に初出演。初舞台とは思えぬ堂々とした演技が話題となる。同年12月に「アマデウス・ジャパン」で主演。 2009年5月30日にはヘヴィメタルバンド・Galneryusの代役ボーカリストとして、PURE ROCK JAPAN LIVE 2009に参加。 2009年9月、Galneryusのボーカリストとして正式加入。