You Know, You Know

Meeting of the Spirits

Dawn

Manhã De Carnaval

The Noonward Race

The Dance Of Maya

Vital Transformation

Awakening

Extrapolation

My Foolish Heart

New York On My Mind

Arjen's Bag

Two For Two

Kabir

Lotus Feet

Frienship

Marbles

Binky's Beam

Every Tear From Every Eye

Peace One

Dragon Song

planetary citizen

Hearts and Flowers

La Baleine

Aspan

Negative ions

Goodbye Pork Pie Hat

Belo Horizonte

Stardust on Your Sleeve

One Melody

John McLaughlin

13 rooms
ジョン・マクラフリン(John McLaughlin)はイングランド・ヨークシャー・ドンカスター出身のジャズ・ギタリスト。(1942年1月4日 生まれ)ジャズ・ギタリストでありながら早くからロックの要素を大胆に取り入れる一方、インド哲学に傾倒し、音楽にも反映させてきた。60年代半ばはセッションミュージッシャンとしてイギリスで活躍しグレアム・ボンド・オルガニゼーション、ローリング・ストーンズ、ジャック・ブルース等のアルバムに参加。1969年に初リーダー作「エクストラポレーション(extrapolation)」をリリースするが、この時点でも既に彼の個性の一端を強く感じさせていた。1969年にアメリカに渡り(この時の資金を援助したのがジャック・ブルース)、トニー・ウィリアムスのライフタイムに参加を経てマイルス・デイビスの「イン・ア・サイレント・ウェイ(In A Silent Way)」「ビッチェズ・ブリュー(Bitches Brew)」のセッションに参加。マイルスのエレクトリック方面への転換で大きな役割を果たす。その一方でリーダー作品として『ディボーション(Devotion)』『マイ・ゴールズ・ビヨンド(My Goal's Beyond)』を発表。インド音楽の影響を取り入れていくが、同時にヒンズー教に改宗し、彼のもう一つの側面となる。1971年にはマイルスの勧めもあってジェリー・グッドマン(vl)、ヤン・ハマー(key)、リック・レイアード(b)、ビリー・コブハム(ds)のメンバーで自身のグループ、マハヴィシュヌ・オーケストラを結成し、「内に秘めた炎 ( The Inner Mounting Flame)」を発表。ジャズを基盤にしながらも、ディストーションを効かせたロック的な要素からインド音楽、ファンク、クラシック等を取り込んだ独自の音楽性で人気を博し、1973年の「火の鳥(Birds of Fire)」は全米15位にまで上がり、来日公演も行ったがライブアルバムの「虚無からの飛翔(Between Nothingness & Eternity)」の発表をもって一旦解散する。1974年にはジャン=リュック・ポンティ(vl),ナラダ・マイケル・ウォルデン(ds)、ゲイル・モラン(key,Vo)等でメンバーを一新して第2期マハヴィシュヌ・オーケストラを結成。ビートルズで有名なジョージ・マーチンをプロデューサーに迎えてロンドン交響楽団と共演した「黙示録(Apocalypse)」を発表する。(ちなみにジョージ・マーチンはこの作品を自身が関わった作品でも最上位の一つに挙げている。)その後1975年に「エメラルドの幻影 (Visions of the Emerald Beyond)」、1976年にはメンバーを変えて「内深界(Inner Worlds)」を発表して第2期マハヴィシュヌ・オーケストラは解散する。(この時期からギター・シンセサイザーを取り入れるようになる。)マハヴィシュヌ・オーケストラを解散するとエレクトリックからアコースティックな方面に転換し、インド音楽に傾倒したシャクティを結成。これ以降エレクトリックとアコースティックの両面で活動しながら現在に至っている。ちなみに彼にとって運命的な出会いの三枚のレコードはマイル・デイビス「カインド・オブ・ブルー」、ジョン・コルトレーン「至上の愛」、ビートルズ「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド」、影響を受けたギタリストはタル・ファーロウ、ジャンゴ・ラインハルト、ジミ・ヘンドリックスなどだそうである。