Jelly Roll

Valley Of The Kings

Riot

Billy

Blue Murder

Out Of Love

We All Fall Down

Black-Hearted Woman

Save My Love

Sex Child

Ptolemy

I Need An Angel

I'm On Fire

Cry For Love

Itchycoo Park

Runaway

Shouldn't Have Let You Go

She Knows

Dance

Still of the Night

Please Don't Leave Me

Cold Sweat

Bye Bye

Talk Talk Talk

Blue Murder

13 rooms
ブルー・マーダー (Blue Murder)は、1987年5月に結成され、1989年にデビューしたハードロック・バンド。ジョン・サイクスを中心に結成され、ホワイトスネイクのサウンドを受け継ぐバンドとして期待を集めたが、商業的には大きな成果を残せないまま解散した。バンド結成ホワイトスネイクに在籍していたジョン・サイクスを中心に、同じく元ホワイトスネイクのコージー・パウエル、元オジー・オズボーンバンドのフィル・スーザンというラインナップで始動。結成初期にフィル・スーザンが脱退、後任として元ザ・ファームのトニー・フランクリンが加入。ボーカルとして当初トニー・マーティンが参加するもブラック・サバスへ加入してしまったため、代わりにレイ・ギランが加入。4人体制で曲作りやデモ作りを行うが、今度はギランがマネージメントの意向により解雇。その後キング・コブラのマーク・フリー、トライアンフのリック・エメットと二転三転するが、パウエルがそのやり方に疑念を抱き、後任のボーカルが見つからないこともあってバンドに業を煮やし脱退してしまう。結局ボーカルはサイクス自身が取り、後任ドラマーとしてカーマイン・アピスが加入。ここにサイクス+フランクリン+アピスのトリオ編成が確定する。デビューから解散までこうしてバンドは1989年にアルバム『ブルー・マーダー』でデビューを飾る。リーダーであるサイクスは、800万枚を売り上げ、×8プラチナムとなったアルバム『サーペンス・アルバス』の立役者であり、そのサウンドを継ぐアルバムとしてレコード会社は多大な期待を寄せた。しかしツアーは盛況であったものの、アルバムは期待に程遠い売り上げとなってしまう(米69位、英45位)。なお、初来日公演では、ホワイトスネイクの「スティル・オブ・ザ・ナイト」、ザ・ファームの「クローサー」、ロッド・スチュワートの「ホット・レッグス」といった、メンバー3人が過去に関わってきた曲も演奏された。ツアー後、次作へ向けてレコーディングを行うが、いつまでもアルバムは完成せず、バンドに限界を感じたアピスとフランクリンは1992年に脱退。新たにマルコ・メンドーサ、トミー・オスティーンが加入する(一時期アンダース・ヨハンソンもいたという。さらにボーカル/サイドギターとしてケリー・キーリングの名も一時連なっていた)。そしてアルバム『ナッシング・バット・トラブル』を発売。しかし日本でオリコン6位まで上昇した他は大きなリアクションもなく、イギリスでの短いプロモーションと日本でのライブをもってバンドを解散させる。その後はメンバーはそのままにサイクスのソロ・プロジェクト『サイクス』へ移行していった。解散後の動きしかし2004年初頭、ブルー・マーダー来日公演がアナウンスされ、オリジナル・ラインナップでの再結成実現がにわかに期待された。しかしメンバー自身がブルー・マーダー名義であることを知らされておらず、単なるツアー成功のための仕込みであったことが判明する。実際のショーの内容もブルー・マーダーに捕らわれずにジョン・サイクスの歴史を振り返る集大成的なものになり、この模様はジョン・サイクス名義でライブ・アルバム『バッド・ボーイズ・ライヴ!』として発表された。2007年2月11日のニューヨークのラジオ番組でエディ・トランクが「ブルー・マーダーがオリジナルメンバーでの再結成に向けて動き出している。」と語ったことから再結成話が再燃したが、メンバーは明らかに別スケジュールで動いており実現する様子はない。メンバー1989年~1992年ジョン・サイクス John Sykes - ギター、ボーカルトニー・フランクリン Tony Franklin - ベースカーマイン・アピス Carmine Appice - ドラムニック・グリーン Nick Green - キーボード (サポートメンバー)1993年~1994年ジョン・サイクス John Sykes - ギター、ボーカルマルコ・メンドーサ Marco Mendoza - ベーストミー・オスティーン Tommy O'steen - ドラムニック・グリーン Nick Green - キーボード2004年ジョン・サイクス John Sykes - ギター、ボーカルマルコ・メンドーサ Marco Mendoza - ベーストミー・アルドリッヂ Tommy Aldridge - ドラムデレク・シェリニアン Derek Sherinian - キーボードディスコグラフィブルー・マーダー Blue Murder (1989年)ナッシング・バット・トラブル Nothin' But Trouble (1993年)スクリーミング・ブルー・マーダー~フィルに捧ぐ Screaming Blue Murder (1994年)