SOLD SOME ATTITUDE

EASY JESUS

Inside the Pervert Mound

Electric Cucumber

PSYCHE

SPACE MONKEY PUNKS FROM JAPAN

DOUBT

PERVERTHOUND

SUPERSCHAFTRACK

QUEASY JESUS

Zilch

13 rooms
後期はロスに活動の拠点を置いていたX JAPAN。Zilchは、ギタリストのhideがそこで出会った在米のミュージシャンたちと組んだバンドだ。hide(vo&g)、元キリング・ジョーク、元プロングのポール・レイヴン(b)、元プロフェッショナルズのレイ・マクヴェイ(Produce&g)を中心に95年に結成されたが、状況に応じてメンツを加えていくというフレキシブルな形態をとっており、二人三脚でhideのソロ・ワークを支えてきたI.N.A.を始め、アルバム『3.2.1.』のレコーディングにも元ナイン・インチ・ネイルズのドラマー兼プログラマーのポッドボーイ、キリング・ジョークのジャズ・コールマンとジョーディー、元セックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズ、ダンジグのジョーイ・カステロ、元カルトのスコット・ギャレットなど多様なミュージシャンが参加した。こういったラインナップからも想像できるとおり、Zilchのサウンドはパンク/ヘヴィ・ロック/グランジ/オルタナ/インダストリアル/エレクトロニカといったあらゆるジャンルを網羅したものでトーンとしてはかなりヘヴィな仕上がりだが、リスナーを置き去りにするような独善的な音の垂れ流しを良しとしなかったhideらしいフックのある音づくりがなされており、アグレッシヴでありながら独自のポップ感や訴求力も強い。しかし、レコーディングも終わりツアーも組まれ、ようやくこれから始動という時にhideが他界。残念なことに、この体制で制作されたアルバムは『3.2.1.』一枚のみ(後にリミックスも出ている)になってしまった。完成されたアルバム『3・2・1』は、「邦楽」と「洋楽」という垣根を超えた、非アメリカ人によるアメリカへ向けての挑戦状であった。「hide」に求められる音楽と、hide自身がやりたいと望む音楽とのギャップを取り除き、hideがやりたい音楽を、純粋に良いと思う音楽を作るという目的もあった。hideがいなくなった後にリリースされた『3・2・1』のブックレットには、hideへ向けたマクヴェイとレイヴンのメッセージが寄せられた。–現在はレイ、I.N.A.の二人の他にウルトラ・マグネティックMC'sのラッパーであるクール・キース、ベックのツアー・メンバーDJ SWAMP、元ルナシーのJなどが参加し、バンドを継続させている。