I Can't Help Myself

Frozen Lake

Verbal

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VERBAL(ヴァーバル、本名:柳 栄起〈류영기 / リュウ・ヨンギ〉、1975年8月21日 - )は、日本のヒップホップMC、音楽プロデューサーである。東京都出身。血液型B型。在日コリアン3世で、国籍は韓国。m-flo、MIC BANDITZ、TERIYAKI BOYZのメンバー。レーベル "espionage records" および "KOZM"主宰。マネージメント事務所ARTIMAGEに所属。1975年、東京生まれ。初めてヒップホップを聴いたのは1985年、小学5年の時。親の仕事の都合でボストンに滞在したことがあり、ニューヨークでYMCAのサマーキャンプに参加した。その時に、子供たちがスクールバスの中でRUN-D.M.C.の「It's Tricky」を歌っている事にカルチャーショックを受けた。また、その他にも数多くのヒップホップ文化にニューヨークで触れ、これをきっかけにヒップホップを好むようになった。その後、14歳の頃から自分で英語のリリックを書き、ラップするようになった。東京都世田谷区のセント・メリーズ・インターナショナル・スクール(1993年度クラス)に進学。同スクールに在学していた☆Taku Takahashiが結成していたミクスチャー・ロックバンド "N.M.D."に加入。1992年からN.M.D.はライブ活動を開始し、いくつかのレコード会社からメジャーデビューのオファーを受けるなどした。しかしVERBALはラッパーとして音楽をやっていくのは現実的ではないと考え、音楽活動を断念した。卒業後は、渡米しボストンカレッジに入学、大学では哲学とマーケティングを専攻した。大学一年の時に大失恋をし、自分を見失いかけた時にルームメイトに勧められ参加したキャンプをきっかけにクリスチャン(プロテスタント)となった。2007年にはパワー・フォー・リビングのCMにも出演している。卒業後は証券会社で働くこともあったものの、ゴードン・コンウェル神学校に入学して牧師を目指していた。アメリカ在住時には少年院で数学を教えていた経験がある。転機は、1998年大学院の冬休みに帰国していたVERBALがラップを入れた、☆Taku Takahashiがリミックスを手掛けた楽曲 (The Way We Were) を、ARTIMAGEの浅川真次が評価したことである。VERBALは☆Takuとm-floを結成し数曲を製作、2人の共通の友人であったLISAも楽曲製作に参加した。LISAがボーカルを務めた「been so long」を浅川は高く評価し、3人でm-floとしてデビューする話が持ち上がった。VERBALはラッパーとしては生活していけないと考えており、大学院卒業後は牧師になると決めていたが、浅川が説得しミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせた。m-floとしてデビュー後も、アルバム2作目までは、学業と音楽活動を両立させるため、日本とアメリカを行き来していた]。m-floとしての活動以外にも、フィーチャリングワーク、様々なユニットへの参加やプロデュース、DJなど多岐に渡って活動している。2008年には、オムニバス・ショート・ムービー『R246 STORY』において、日本のヒップホップをテーマとしたドキュメンタリー『DEAD NOISE』の監督を務めた。また、グラフィック・デザイナーのYOONと共にデザインチーム「AMBUSH DESIGN」を2002年設立。2004年に、ジュエリーのデザインブランド「ANTONIO MURPHY & ASTRO」を開設している。また2010年頃から楽曲のプロモーション活動以外でのテレビ出演が多くなり、2011年現在は深夜番組『さきっちょ』でMCを務める他、『奇跡ゲッター ブットバース!!』、『ひみつの嵐ちゃん!』、『世界!弾丸トラベラー』等に不定期出演している。同年3月11日に発生した東日本大震災支援の震災臨時キャンペーンCM『日本の力を、信じてる』(ACジャパン)に出演した。趣味はショッピング、紅茶、メガネ(サングラス)、時計。影響を受けたアーティストはKool Keith、Nas、Gang Starr、N.W.A.、LL Cool J、Puff Daddy、Run-D.M.C.、カニエ・ウェスト、ディプロマッツ、ザ・ネプチューンズらである。著書に『alien alter egos―神のパズル それは僕自身』がある。