GBH
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Sick Boy
Give Me Fire
Crush 'em
Generals
Big Women
No Survivors
Race Against Time
Lycanthropy
Knife Edge
Self Destruct
City Baby Attacked by Rats
State Executioner
Limpwristed
Slit Your Own Throat
Dead on Arrival
Maniac
Drugs Party In 526
Perfume and Piss
Four Men
Future Fugitives
Time Bomb
I Am the Hunted
Freak
Am I Dead Yet?
Mantrap
Hellhole
Slut
Catch 23
Children Of Dust
Momentum
Necrophilia
Heavy Discipline
Unique
Do What You Do
Too Much
Wardogs
Womb With A View
Kids Get Down
Valley Of Death
Gunned Down
Diplomatic Immunity
Boston Babies
Passenger On The Menu
The Forbidden Zone
Necrophillia
Birmingham Smiles
Horror Story
Enemies
City Baby's Revenge
See The Man Run
GBH
13 rooms
詳細
そのベクトルは違えどDISCHARGE 、EXPLOITED らと共に80年代初頭のイギリスの (ハードコア)・パンク・シーンを代表するG.B.H。 彼らはロンドンに次ぐイギリスの第2の都市バーミンガムで1980年に結成された。シリアスで冷徹なスピード&アグレッションなハードコア・サウンドを確立したDISCHARGEとライブで共演したことがキッカケとなりそのDISCHARGEが所属する”Clay Records”に彼らのデモ・テープが届けられた。7"、12"EPを立て続けにリリース。 1982年の1stフル・アルバム『CITY BABY ATTACKED BY RATS 』はハードコア・シーンにおける彼らの人気を不動のものにした。 G.B.HのサウンドはDISCHARGEの2ビートを主体としたスピード感、緊張感は継承しているもののその本質は全く異なっていた。 ヘヴィ・メタルにも通じるエッジの効いた (微妙に) メタリックなサウンドはロックン・ロール色を濃く醸す。 ストレートなパンク・ロックは軽快に加速度を増しその切れのあるスピード感、瞬発性が心地よく爽快感に溢れている。 持ち味でもある英国ならではの哀愁をも醸す印象的なメロディは攻撃性を失わず失速することなく同調しており、またヴォーカルのコリンは吐き捨てタイプのスタイルではなくそれをしっかり歌うことが出来た。 (大袈裟か?)そのようなことから彼らはハードコアとはいえ最も解りやすく親しみやすかった。この時期のハードコア・バンドのヴィジュアルの特徴といえば威圧的なモヒカン、スパイキーヘアに鋲打ちの革ジャンといったスタイル。 彼らも必然的にそれらを体現。 ヴァイオレンスさが増す。 サウンドのスピード感と相まってカッコいい。80年代後半になるとそんなハードコアのアプローチも様々なスタイルを昇華したサウンドが入り乱れた混沌としたシーンへと変化。 多様化において最も顕著だったのがメタルとのクロスオーヴァー。 その流れでグラインド・コアやファスト・コアといったブラスト・ビート、メタリックなリフにノイズを従来のハードコア・サウンドに結合させたニュー・スタイルが台頭。 急速にハードコア・シーンは拡散していった。 しかし、彼らはそんなシーンの動きに流されることなく確固たるアティテュードをもち、自らのロック・スピリッツ溢れるサウンドを提示し続けた。 因みに、のちにNYのハードコア・バンドAGNOSTIC FRONT のドラマーが加入することからも察しが付くがG.B.Hはアメリカでの人気も高かった。あくまでもハードコアらしい攻撃性、疾走感は失わずハードコア・パンクを彼らならではのキャッチーさで親しみやすいものし、その間口や層を広げた彼らの功績は大きかった。