渚のライオン

哀愁情句

早見優

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早見 優(はやみ ゆう、1966年9月2日 - )は日本のアイドル、歌手、女優。所属事務所はキープスマイリング。父はジャズシンガーの井上良(いのうえ りょう、1937年 - 2009年3月24日)。1966年、静岡県熱海市に生まれる。3歳から7歳までグアム、7歳から14歳までハワイで育つ。学校での愛称は“キャシー”。1980年、14歳の時、「サンミュージックプロダクション」にスカウトされ単身帰国し「サンミュージック」と契約。日本のアメリカンスクールに通いながら、タレントとしてのレッスンを受ける。1982年4月21日、シングル「急いで!初恋」でアイドル歌手としてデビュー。同年の第24回日本レコード大賞新人賞を獲得。1983年、本人出演のコカ・コーラのCMに使われたシングル「夏色のナンシー」がオリコンチャート7位にランクイン、約30万枚を売り上げるヒットとなる。この曲以降、TBS系『ザ・ベストテン』などのチャート番組にもランクインするようになり、この年12月の「第34回NHK紅白歌合戦」にも初出場した。その後も1980年代に数々のヒット曲を飛ばした。1984年12月、「誘惑光線・クラッ!」で『第35回NHK紅白歌合戦』に2年連続2回目の出場。1985年3月、堀越高等学校卒業後、上智大学比較文化学部(現:国際教養学部)に出願するも結果は不合格(同学部は書類選考制)。1985年12月、「PASSION」で『第36回NHK紅白歌合戦』に3年連続3回目の出場。1986年10月、一年浪人後、同大学に再度出願し合格。上智大学比較文化学部日本語・日本文化学科へ入学。1987年6月、「ハートは戻らない」がヒット。『ザ・ベストテン』にも久々のランクインとなった。1991年9月、一年留年した後、同大学卒業。1996年3月 アメリカン・スクール時代の先輩である外資系銀行員と結婚。ハワイにて挙式。2001年5月 長女を出産。2003年1月 次女を出産。2005年、TBSのテレビ番組『うたばん』の「うたばんスター誕生」のコーナーから、松本伊代、堀ちえみと共にキューティー★マミーを結成。人物 ・デビュー当初の所属事務所はサンミュージック。現在はキープスマイリングに所属している。・帰国子女アイドルの先鞭を付け、「バイリンギャル」(「バイリンガル」と「ギャル」のかばん語)と称された。当時は英語を流暢に話せるのはまだ珍しいとされる時代であったため、トーク番組において英語でコメントしたり、英語の楽曲を歌うなどの活動が多かった。1984年には、日本の女性アイドルとしてCNNの取材を受けている。また、学生時代には「ヨーロッパでは英語よりフランス語の方が主流だ」との考えから専門学校でフランス語も学んでいる。・日本でデビューした当時は、インタビューで尋ねられたことに対して「問われたことをありのままに、正直に話す」という早見としては当然のことに対して、「あなた随分ハッキリ言うのね!」と、感心よりむしろ驚きや「ちょっと英語が話せる位の新人が」と思われていたことを後年聞かされ、逆に早見も驚いた。単に日本とアメリカの文化の違いというだけではなく、日本語と英語の文法の違いによる、早見の発言であった。そして、「言語と文化は密接している」と気付いたという。このことは『いつみても波瀾万丈』や『英語でしゃべらナイト』などで自身が語っている。・その後も英語が話せるという特技を活かし、英会話をテーマにした各種教育ラジオ番組への出演、書籍の出版、英検のイメージキャラクターなど、多様な活動を行っている。特に文化放送の「百万人の英語」や中京テレビ「早見優のアメリカン・キッズ」などへの出演は、彼女の英会話講師としてのイメージを定着させた。・デビュー以来、歌手、女優、バラエティ番組など幅広く活動している。現在は情報バラエティ番組への出演が多く、特に結婚してからは主婦タレントとしての活動が目立つ。・1992年、地球サミットに参加。以降、国際交流活動への参加も行っている。・毎年1回、ジャズシンガーである父・井上良とジョイントライブ(ディナーショー)を行っていた。・最近は同期デビューである松本伊代、堀ちえみと共演することが多く、2005年にTBSのテレビ番組『うたばん』の「うたばんスター誕生」のコーナーから、キューティー★マミーを3人で結成した。ユニットとしてCDリリースやCM出演などをしている。・デビュー時の80年代は、小麦色の肌がブームの全盛期で、勝手に屋上で友達と日焼けをして、真っ黒になりスタッフに叱られたというエピソードがある。・行動派を自認する彼女だが、それ故に失敗をしたエピソードとして、自分が好きになった男性に、てっきり彼も自分の事が好きだと思い込み、車を運転して彼の家に遊びに行ったら、ちゃんとガールフレンドと一緒におり、何事もなかったように帰宅するしかなかったことを語っている。・結婚前、某週刊誌にデート現場を撮影され、その場所がたまたま肉屋の前だったためにイメージが微妙と事務所からクレームが入り、わざわざお洒落なCafeでデート写真を撮り直したというエピソードを後に語っている。