Raison d'être

ニンギョヒメ

Fields of Hope

Ningyo Hime

Quiet Night C.E.73

田中理恵

13 rooms
田中 理恵(たなか りえ、1979年1月3日 - )は、日本の女性声優・歌手。出身地は北海道札幌市南区で、本人曰く、定山渓温泉近辺との事。血液型はB型。愛称はりえりえ。リトリート所属。デビュー当初はおっとり型の少女役を担当することが多かったが、近年は成人女性役での配役が増えている。また『あずまんが大王』の水原暦や『君が主で執事が俺で』の九鬼揚羽のような姉御肌のキャラクターや『ローゼンメイデン』の水銀燈などのように強烈な印象の敵役、『ティアーズ・トゥ・ティアラ』のオクタヴィアのようなクールな役、『CANAAN』のリャン・チーのような狂気に満ちたキャラまで演じる。ダブルヒロイン制だったメジャーデビュー作『デュアル!ぱられルンルン物語』において、もう1人のヒロインの声を演じた豊口めぐみとは、その後も共演する機会が多い。また、野川さくら、沢城みゆき、井上喜久子、桑島法子、関智一、鈴村健一、子安武人、小西克幸、石田彰などとの共演も多い。歌手としての所属レーベルは、当初SMEビジュアルワークス(現:アニプレックス)だったが、2003年にビクターエンタテインメントへ移籍。同年秋にリリースした『Chara de Rie』以降、キャラクター名義の楽曲やライブ・イベント以外での(自己名義による)歌手活動は控えめになり、同社からは『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ関連の楽曲を出す程度に留まっている。好きな言葉(座右の銘)は「めげない逃げない諦めない」。本人曰く短気な性格。電車に乗っていたときに痴漢に遭ったが、その痴漢の手を掴んで「降りろよ!」と叫んで改札まで連れて行き、痴漢が逃げようとした時には「逃げるな!」と叫んだという逸話をゲスト出演したラジオ番組にて披露している。この話を聞いたパーソナリティの甲斐田ゆきと小西克幸からは「すごいね!」や「君はかっこいいなぁ」と感嘆されたが、田中本人はもう少し女の子らしい性格になりたいと語った。また、当時のマネージャーからも「君は漢だ」と言われていると、東京ゲームショー2006のイベントで語っている。一方、『ミューコミ』にゲスト出演した堀江由衣は「一見しっかりしてて、すごく天然」と評している。これに対して同番組のパーソナリティーのニッポン放送アナウンサー吉田尚記は「めちゃくちゃ的確だった」と番組ブログでコメントしている。また、植田佳奈が自らのブログで、小清水亜美が東京ゲームショー2008でのイベントにて田中の事をほぼ同様に評している。このことを補強するエピソードとして、ゲスト出演したラジオ番組で「レストランのトイレに入っていたところ、鍵を閉め忘れて他の人に扉を開けられてしまい、悲鳴を上げられたが自身は冷静に股間を手で隠していた」という逸話を語っている。それを聞いたパーソナリティの後藤邑子と伊藤静は田中に対するイメージが変わったと感想をもらした。伊藤は声優業界きっての同性好きとしても知られるが、この逸話を田中から聞かされた際のラジオ収録では田中の隣に座ろうとして収録スタッフに遮られたと番組冒頭で語っている。今まで演じた中で、自分の素に1番近いキャラとして「『円盤皇女ワるきゅーレ』の真田さん」を挙げている。そのためかどうか定かではないが、『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』のマルチプレイモードにおいて、真田さんを模したメイド装備のキャラを使っていた。ちなみにメイドキャラを演じることが多いが、本人もメイドキャラとツンデレキャラは「萌え」のようである。また、Memories Off 6 ~T-wave~の鈴代黎音を演じた際、クリア特典のコメントにて「演じてたときは結構素で演じてましたね。」とコメントしている。また、運転免許の類は所持していないが、「バイクの免許とれば、もう鈴代黎音でしょ?」などコメント内で鈴代黎音と自身の性格が似ていることも語っている。更に『ローゼンメイデン』の水銀燈を演じた事がきっかけでファンのみならず業界関係者にも『水銀党員』と呼ばれる者が急増し、その縁で仕事のオファーを受ける事も増えたと語っている。『テックジャイアン』2007年2月号(2006年12月発売)付録の『キミキス』ファンディスクCD-ROMの収録の際、スタッフが韓国土産として「おこげ飴」を持参した。口にしたほとんどの出演者たちが微妙な反応をする中、一人「美味しい」と反応しスタッフを絶句させている。また、2007年7月29日に開催された『キミキス』アニメ化記念イベントで出された「抹茶練乳うどん」に対しても、田中だけが「美味しい」と反応した。その一方で「北海道生まれなのに、雲丹や甲殻類が苦手」「アレルギーがあって食べられない」と語っている。最近では憧れの的として見る後輩声優もいる。