Keepers of the Faith

Stick Tight

Return To Strength

Always The Hard Way

Overcome

Hard Lessons

One With The Underdogs

Never Alone

Spit My Rage

This World Never Wanted Me

Keep Your Mouth Shut

Mental Demolition

You're Caught

No Road Too Long

Spirit of Sacrifice

Shattered

The Struggle

Not This Time

Defiant

Shot Of Reality

Out Of My Face

Nothing to Me

Less Than Zero

The New Blood

Only Death

Push It Away

Stay Free

Live By the Code

Hell And Back

One More Enemy

Strike You Down

Dead Wrong

No One Cares

The Most High

Better Off Without You

Last of the Diehards

Get off My Back

Break the Lock

Lowest of the Low

All I've Got

Crushed By The Truth

All For Revenge

Life and Death

Cold Truth

Terror

13 rooms
NYはバッファローを拠点に、SLUGFESTやDESPAIR、そしてBURIED ALIVEといったバンドで活動していたフロントマン、スコット・ヴォーゲル(vo)。彼は2002年4月に活動の拠点をLAに移し、共通の友人を介して西海岸の若手ハードコア・バンドの中心的存在であったCARRY ONのトッド・ジョーンズ(g)、同じくCARRY ONやPIECE BY PIECEといったバンドで活動していたニック・ジェット(dr)と出会った事から、TERRORというバンドが産声を上げる事となる。まず3人はじっくりと話合い、リハーサルを重ね、お互いを知り尽くした上でライヴ活動を本格化させていく。その後同年8月に、元SWORN VENGENCE~FIRST BLOODで活動していたダグ・ウェバー(g)を迎え入れ、フル・タイムのツアー・バンドとして活発に活動を始めていくわけだが、それぞれがハードコア・シーンを代表するバンドで活動していた事もあり、アンダーグラウンド・シーンでは結成当初から「スーパーバンド」として認知され、絶大な支持を得ていたという。 活動を開始させてからすぐに彼らはインディ・レーベルのBridge Nine Recordsからまず7"シングル『DON'T NEED YOUR HELP』を発表、このシングルは発売と同時に速攻で完売するという凄まじい人気ぶりを見せつけ、続けざまに2003年に入るとすぐ今度は7"EP『LIVE AND DEATH』を同レーベルから発売、このデモ音源のみを引っさげてアメリカ全土を2度ツアーするという偉業を成し遂げる。同年7月には9曲入りミニ・アルバム『LOWEST OF THE LOW』を発表(Bridge Nine Records)、活動の場をアメリカのみならず世界に広げ、まずBIOHAZARDとのヨーロッパ公演を成功させ、またここ日本にも9月に来日公演を敢行、熱狂的な支持を各地で得る事となる。この時期既にHATEBREEDやMADBALLといたバンドと一緒に全米をサーキットしたり、KILLSWITCH ENGAGEやIN FLAMESといったメタル勢ともサーキットし、そのストレートなハードコア・サウンドを全身全霊でプレイする凄まじいパフォーマンスは、ファンはもちろんの事、一緒にプレイしたバンドにまでも圧倒的な影響を誇るようになった(彼らの影響により、AGNOSTIC FRONTやMADBALL、SICK OF IT ALLは自らのサウンドを原点回帰させるにまで至ったそうだ)。そしてその直後にはCONVERGEのジェイクのレーベルであるDeathwish RecordsからRINGWORMとのスプリット7"EPを発表している。 その後ダグと同じバンドFIRST BLOODでヴォーカリストとして活動していたカール・シュワルツがベースで参加し、またオリジナル・ギタリストであったトッドがバンドを脱退、後任にハードコア・シーンにおいてその名を馳せる元RINGWORMのフランク・ノヴィネックが加入するといったメンバー・チェンジを行い、2004年2月からフル・アルバムのレコーディングを開始させる。当初はBridge Nine Recordsからアルバムを発表する予定だったのだが、ハードコア/メタルの代表的インディ・レーベル、TRUSTKILLと契約を交わし、同年秋にデビュー・フル・アルバム『ONE WITH THE UNDERDOGS』を発表する。MADBALLのフレディや、HATEBREEDのジェイミーといった豪華ゲストを迎えた今作は、各メディアから注目を浴び、MTV HEADBANGERS BALLやFUSE TV - URANIUMなどでPVが大量OAされたり、ALTERNATIVE PRESSやREVOLVERといった各誌からも興奮気味なまでのレビューを受け、「最高のハードコア・アルバム」と絶賛される。圧倒的なサウンドを誇るこのデビュー・アルバムと、その後も休むことなく続くツアー(ヨーロッパのフェスティヴァル・ツアー、UNEARTHとの全米ツアー、HELLFESTへの出演、他にもBURY YOUR DEAD、COMBACK KID、SICK OF IT ALL、MADBALL、HATEBREED、CONVERGEらとのツアーなど)を経て、TERRORは"ハードコア・シーンの代表バンド"としての地位を確立していく。2005年にはようやく同作品の日本盤が発売され、ほぼ同時期に2003年作品の『LOWEST OF THE LOW』に日本でのライヴ・トラックを追加収録して再発、日本を含むワールド・ツアー(この年に開催されたSOUNDS OF THE UNDERGROUND TOURにも参加)を敢行、各地でその圧倒的なパフォーマンスを見せ付けていく。 2005年冬から、マサチューセッツにあるPLANET Zスタジオにて新作のレコーディングを開始、プロデューサーにメタル/ハードコア・シーンの代表的存在、ZEUSSを迎え、じっくりと時間をかけて制作された最新作が、今作『ALWAYS THE HARD WAY』だ。アルバム完成直後に、ベーシストのカールがFIRST BLOODでの活動に専念するためにTERRORを脱退、またフランクもHATEBREED加入のため脱退、すぐさまバンドは元DONNYBROOKのギタリスト、マーティン・スチュワートと、元ANOTHER VICTIM、THE PROMISEのジョナサン・バスクをベースに迎え入れ、SOUNDS OF UNDERGROUDヨーロッパ・ツアーを始めアルバム完成を待たずにツアーをスタートさせている。世界規模の確固たる支持/人気を手にした彼らだが、その生き様は変わらず、ハードコア・スピリットに満ちたサウンドを聴かせてくれるこの最新作で、さらにバンドは飛躍を遂げることとなるだろう。