STARBOARD

13 rooms
2002年結成。3ピースという、ロックバンドとしては最小編成でのソリッドなステージが、高い評価を集め続ける。 耳に馴染む透明度の高い歌声と、キレのある演奏力。知らず知らずのうちに引き込まれる世界観は、そこはかとない包容力と、キラキラとちりばめられた星砂のイメージを映像に残す。 08年5月に下北沢ERAにて初のワンマンライブを成功させ、過去にはSONIC MANIA出演やte'、local sound styleのアルバムリリースツアーをサポートするなど、精力的なライブ活動を展開。 また、これまでに5作品をリリース。 2004年作 1st ALBUM『Everywhere You Go』、2006年作 2nd ALBUM『If tonight is a scene to be with you』、2007年作 mini ALBUM『Drive-In』、2009年作『VEGAS96』『ワールド・サーフ・メロウ』。そのすべてに共通する、タフさと柔らかさを兼ね備えたリズム&グルーブ。確かな存在を示し、丁寧につむがれた歌。Vo&Gu今村から溢れ出す言葉は、決して背伸びしない優しさと、希望に満ちた力強さを持ちながら、誰もが抱える人の弱さを隠さない。バンドの核となり、ダイレクトなメッセージを織り成すメロディが、スターボード最大の武器。 また、最新作へのアプローチは、これまで同様にどこか儚げで、ギュッと締めつける切なさはそのままに、よりアグレッシヴな一面と、実験性を垣間見せる内容。バンドとしての表現力や、曲のディテールにも幅の広がりを感じさせ、これまでにはないバンドの表情が、新鮮さと期待感を演出する。 80年代、90年代の洋楽ロックを背景に、楽曲の強さと、ライブの逞しさ、日本語の繊細さを共存させた、他とは一線を画す評価を得る。