ヴィーナス

捨てられて

ハーフムーンの気持

Papa don't preach

ニュー・デイ・フォー・ユー

長山洋子

13 rooms
長山 洋子(ながやま ようこ、1968年(昭和43年)1月13日 - )は、東京都大田区出身の歌手。 三味線の澤田の名取でもある。音楽との出会いは早く、4歳の頃、父親が通っていた民謡教室に行ったことがきっかけ。民謡に心惹かれ、民謡教室に通うことになるが、10歳の時に民謡教室の先生の勧めで、三味線を始めた。現在でも父親に買ってもらった三味線を愛用している。アイドル歌手としてデビューする以前にビクター少年民謡会の一員として活動。ビクター少年民謡会としてリリースしたシングルに「ホームラン音頭」がある。「タイムボカンシリーズ ヤットデタマン」挿入歌「ヤットデタマンブギウギ音頭」(歌・山本正之)の録音にビクター少年民謡会として参加。また、当時の人気番組だった「8時だョ!全員集合」にも、子供達が先生となってゲストに民謡を教えるというコーナーで、先生役として出演している。1984年に「春はSA-RA SA-RA」でアイドル歌手としてデビューした。当初は演歌歌手としてデビューする予定であった。演歌歌手としてのボイストレーニングを重ね、デビューに向けて順調に歩み続けていたが、デビュー曲「雪国」のレコーディングの段階に入ったころ、「16歳の長山にはまだ演歌は早すぎる」との見方がスタッフの中で強まり、路線を変更し、アイドル歌手として「春はSA-RA SA-RA」でデビューすることになった。その時のキャッチフレーズは「ぼくの青春(とき)をとめる、少女がいた」である。1986年にはショッキング・ブルーの「ヴィーナス」(実際にはユーロビートのアレンジでカバーし、この当時ヒットしたバナナラマ版ヴィーナス)を日本語にしたカバーがヒット。また、アイドル歌手時代には「ヴィーナス」「ユア・マイ・ラヴ」「悲しき恋人たち」「ハートに火をつけて」「反逆のヒーロー」の5曲がオリコントップ10入りした。1988年には、主演の映画「恋子の毎日」が製作されたほか、1990年には、テレビドラマ「三匹が斬る」「ミニパトより愛をこめて」「誘惑」に出演。その他、「素晴しい偶然」「花嫁衣裳は誰が着る」など、多くのドラマにも出演している。その後、女優活動は一時休止していたが、演歌歌手としての活動が軌道に乗ってから、時折ドラマ出演をするようになった。1993年、「演歌元年」をキャッチフレーズに「蜩-ひぐらし-」で演歌歌手として再デビューした。スタッフの心配をよそにこの曲は大ヒットし、同年の紅白歌合戦にも初出場した。この曲の売れ方の特徴として、当時の演歌の売上はカセットテープが9割を占めていたが、同曲はカセットテープ6割、CD4割であったという。1995年、「でもね」ポーズが話題となった「捨てられて」がリリースされ、ヒット。この曲で、2回目の紅白歌合戦に出場し、その後2007年まで連続出場している。2003年6月25日に発売された「じょんから女節」では、三味線の立ち弾きを披露し、ロングヒット曲となった。現在、津軽三味線澤田流の名取で、「澤田勝姫」(さわだ かつき)の名前を持つ。現在は演歌歌手をメインとして活動しているが、アイドル歌手としてデビューしたこともあって、活動ジャンルは幅広く、芝居では喜劇役者としての側面も見せる。演歌歌手に転じて10年が経った2003年暮れに放送された「ザ・ベストテン2003」(TBSテレビ)では、アイドル時代にヒットした「ヴィーナス」をドレス姿で熱唱し、アイドル時代の歌を解禁した。