負け犬

Sonic Disorder

翌日

She was beautiful

君待ち

生きているよりマシさ

明日を落としても

さくら

Inside out

イカれた HOLIDAYS

遊体離脱

Syrup16g

13 rooms
Syrup16g(シロップじゅうろくグラム)は、1996年に結成された日本のスリーピースロックバンド。2002年、日本コロムビアからアルバム『coup d'Etat』でメジャーデビュー。初期のメンバー(キタダマキ除く現メンバーおよびベースの佐藤元章)は全員日本工学院専門学校出身。 熊谷昭率いるキークルー所属。 バンド名の”syrup”は「ぬるいままで好きな音楽を好きなだけやろうっていう、そういう意味を込めてあり、また、甘い咳止め用のシロップが俺は大好きで、シロップって言葉が頭の中で快楽的なものと直結して。」といった理由から名づけたと、五十嵐は語る。 "16g"は、バンド名を検討していたミスタードーナツでのコーヒーのシロップの量が16gだった事に由来する。2004年以降、音源リリースは途絶え、ライブ活動がメインに。 2006年8月、未発表音源を含むベスト盤『動脈』『静脈』発売。その後、新作発表が一向になされず、出口が見えない活動を続けていたが、2008年3月1日の日本武道館ライブを最後に解散した。2013年3月1日、五十嵐隆がソロ名義で「生還」と銘打ったライブの開催を発表。5月8日にSyrup16gのメンバーであるキタダ、中畑と共にライブを行った。ライブ中メンバーの口からSyrup16gの名前は一切出なかったが、実質5年ぶりのSyrup16gのライブとなった。2014年6月27日 syrup16gが再始動することを発表。8月27日にニューアルバム「Hurt」をリリースし、9月に東名阪ツアーを開催。2015年3月1日、syrup16gのライブツアー「Kranke」が、6月から開催される。音楽性サウンドの特徴としては80年代に活躍したThe Policeなどに影響された五十嵐の奏でるディレイ(アナログ+デジタル)を2重にかけた、歪みつつも煌びやかなギターサウンドが特徴。中畑の力強くリズミカルなドラム、初期は佐藤の力強いベース、現在はキタダのテクニカルなベースが融合したサウンドになっている。又、五十嵐の作る曲の殆どは、ギターにカポタストを使用して音階をあげているのが特徴である。 内省・諦観的で、時に抉り突き放すように、絶望と希望を歌い上げる歌詞は、一部のファンから「中毒的」ともいえる支持を受け、同じ理由でファン以外には遠ざけるものもある。こうして一見すると、人をドン底まで叩き落とすような歌詞の、絶望的で鬱屈した暗いバンドと思われがちではあるが、「人生は明るくなくてはいけないのに、自分は暗い」という脅迫観念から、より一層落ち込んでしまうネガティブな層の人間に「別にネガティブでも良い。堕ちるところまで堕ちた方が楽。そこから考え直すのもまた一興」という安心感を与え、逆に気力を与えるという見方もある。また、歌詞のいくつかには言葉遊び的な要素がある。 第二期とされた2004年以降のコンサートは基本的に新曲を1曲以上演奏するもの(アンコール以外全て新曲だったこともある)が主体となり、五十嵐自信も「ストックが多くある」という旨を雑誌等で語っていたが、一向に新作発表の報は流れず、この間発表されたのはライブ映像とベストアルバムのみでいずれも既発の楽曲から構成されていた。近年では公式ページのセットリストすらかつてのように仮タイトルすら付けられず「新曲」とのみ表記されていた。 メンバー五十嵐隆(いがらし たかし、埼玉県浦和市出身、 ボーカル、ギター担当)キタダマキ(本名表記は「北田万紀」、静岡県出身、ベース担当)中畑大樹(なかはた だいき、青森県出身、ドラムス担当) 過去のメンバー佐藤元章(さとう もとあき、神奈川県出身、ベース担当)