Kinky Love

Sight of You

You Tear the World in Two

Hunted

Sea of Sound

A Thousand Stars Burst Open

Language of Flowers

Little Hammer

Thread of Light

You Tear the World in Two (Woodhouse Studio LP Demo) - Remastered

True Coming Dream

Insubstantial

Fell From the Sun

A Deep Sleep for Steven

Featherframe

Shell

There Is No Day

Porpoise

Liquid

Fine Friend

She Rides the Waves

Blue Flower

One Blue Hill

Little Gesture

Pale Saints

13 rooms
イギリスのシューゲイザー・シーンの波にのまれてしまったイメージがつきまとう、ペイル・セインツ。88年に結成。90年に1stアルバム「The Comfort Madness」を発表し、80年代のインディーズシーンで大きな勢力を誇っていたレーベル、4ADからデビュー。早くもシーンのアイコン的存在に。その後92年に「In Ribbons」を制作後、バンドの中心人物であるイアン・マスターズ(Vo/B)が脱退。最終作となった94年の3rdアルバムでは、見違えるほどにメンバーとサウンドが変わっていた。96年に解散。どの作品も、UKギター・ロックを語る上で欠かせない力作なのだが、周囲のバンド、ストーンローゼズやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインに比べ、彼らの音楽は過小評価されていたという声も少なくない。混沌とした世界観に優しく響き渡るノイジーとメロディアスの狭間を行き来するギターの音色が実に印象的であり、ニヒルな殺気も漂う。また、イアン・マスターズの甘いヴォーカルは美しすぎて怖いぐらいだ。そんな、普遍的な輝きを放つ楽曲をぜひとも耳にすべきである。