I Don't Believe In Love - Remastered 2003

Eyes Of A Stranger - Remastered 2003

Revolution Calling - Remastered 2003

Operation Mindcrime - Remastered 2003

Silent Lucidity

Speak - Remastered 2003

Anarchy-X - Remastered 2003

Eyes of a Stranger

Walk in the Shadows

Man the Machine

Blood of the Levant

I Don't Believe in Love

Revolution Calling

Queen of the Reich

Jet City Woman

Take Hold of the Flame

Take Hold Of The Flame - Remastered

Spreading the Disease

Real World

Speak

Operation: Mindcrime

Dark Reverie

Breaking the Silence

Suite Sister Mary

The Needle Lies

Empire

I Remember Now

Warning

Queensrÿche

13 rooms
クイーンズライク(Queensrÿche)はアメリカのプログレッシブ・メタルバンド。1970年代後半、マイケル・ウィルトン(Michael Wilton ギター)は、クリス・デガーモ(Chris DeGarmo ギター)やその他のハイスクールの友人たちとJokerというバンドを結成し、地元のショーやイベントなどで演奏するなどしていた。 ハイスクール卒業後、クラシックやジャズなどを学ぶためにシアトルの音楽学校コーニッシュへと進んだマイケル・ウィルトンは、その2年の在学期間中にエディ・ジャクソン(Eddie Jackson ベース)、スコット・ロッケンフィールド(Scott Rockenfield ドラム)と出会い、1981年、4人はThe Mobというバンドを結成した。The Mobはジャムセッションなどをしながらヴォーカルを持たずに活動していたが、地元のバンドバトルイベントに出場するためにシンガーを探すことを決意。当時地元でBabylonというバンドで活動していたジェフ・テイト(Geoff Tate ヴォーカル)に助っ人を依頼し、イベントを乗り切ったが、ジェフ・テイトはその頃まだコピーバンドだったThe Mobに正式に加わることは拒否した。1981年、デモをリリースすることを決めたThe Mobの4人は、オリジナル曲を作成し、4人で資金を出し合い、レコーディングスタジオを押さえレコーディングに入った。しかしその時もまだシンガーがいなかったため、バンドは再びジェフ・テイトに協力を依頼した。バンドは「Queen of the Reich」、「Nightrider」、「Blinded」、「The Lady Wore Black」の4曲をレコーディング。ジェフ・テイトは、そのときまだ詩のなかった「The Lady Wore Black」の作詞も担当した。しかし当時Mythというバンドで活動していたジェフ・テイトには、このときもやはりThe Mobに正式加入する意思はなかった。地元のレコードショップEasy Street Recordsのオーナーであったキム・ハリス、ダイアナ・ハリス夫妻がそのデモをKerrang!誌に送ったところ非常に高く評価され、夫妻が立ち上げたレーベル206 RecordsからそのデモをEPとしてリリースすることになった。このとき、The Mobというバンド名が権利の関係で使用できないことがわかったため、バンドは、クリス・デガーモのペンによるそのEPのオープニング曲「Queen Of The Reich」にちなみ、バンド名をQueensrÿcheとした。1983年、EPがリリースされ、そしてそれは世界的に賞賛を持って迎えられた。そしてその後バンドはEMIとの契約をつかんだ。またこうした成功の中ジェフ・テイトはQueensrÿcheに正式に加入することを決心し、ここでついにその後長く続くラインナップが完成されることになる。 同年、EPはEMIから再リリースされ、ビルボード最高81位を記録した。1984年に『The Warning』、1986年に『Rage For Order』をリリース。いずれも中程度の成功を収める。1988年に『Operation: Mindcrime』を発表。レーガン政権下の当時、極度に保守化した社会に幻滅しアンダーグラウンドの反権力組織に暗殺者として属する麻薬中毒者ニッキーの物語を奏でるこのコンセプトアルバムは、商業的にも大ヒットする。1990年にリリースした『Empire』は、ともすれば難解になりがちだったコンセプト志向から一転、独立した楽曲からなる作品で、楽曲のテーマは社会的なものから個人的なものまで多様だが、全体としてシンプルなメッセージとアレンジを基調としたものが中心となっている。他方で徹底的に各曲のクオリティにこだわった作品でもあり、彼らにとって初のトップ10入りとなる「Silent Lucidity」をはじめ多くのシングルヒットを生むと同時に、アルバムはビルボード最高位7位、全米で300万枚を売り上げ、バンドにとって最大の成功となった。「Silent Lucidity」はMTVのビデオミュージックアウォーズ視聴者賞を受賞、続く1年半に及ぶツアーも大盛況のうちに幕を閉じた。『Empire』から4年ぶりとなる1994年の『Promised Land』は非常に重苦しい作風で、アルバムはビルボード初登場3位となるが、前作のような商業的成功を収めるには至らなかった。折からのグランジ・オルタナティブの隆盛を受け、それまでの作風から一転、ラフでコンパクトにまとめられた1997年の『Hear In The Now Frontier』はビルボード初登場19位を記録するも、すぐにチャートから姿を消してしまう。そしてツアー終了後、クリス・デガーモが脱退。1999年の『Q2K』ではケリー・グレイ(Kelly Gray、ギター)が加入。程なくしてクイーンズライクはEMI Americaとの契約を解除される。2002年にSanctuary Recordsと契約し、2003年『Tribe』をリリース。収録された4曲においてデガーモがスペシャルゲストとして参加。ケリー・グレイは脱退し代わりにマイク・ストーン(Mike Stone)がセカンドギターとして加入する。2006年に、『Operation: Mindcrime』の続編となるアルバム『Operation: Mindcrime II』をリリースした。2007年11月、カヴァーアルバム『Take Cover』を発表。ピンク・フロイド、ブラック・サバス、U2、クイーン、ポリスなどの楽曲をカヴァーした。2009年、マイク・ストーンが脱退。同年に発表されたアルバム『American Soldier』では、マイケル・ウィルトンが全てのギターパートを担当した。2012年4月12日に行われたバンドミーティング(ジェフ・テイトは不参加)において、業務が適正に行われていないことからバンドはファンクラブの管理・運営を行っていたジェフ・テイトの継娘ミランダ・テイトおよびバンドのマネージャーであるジェフ・テイトの妻スーザン・テイトを解雇した。2012年4月14日、ブラジルサンパウロでのライブのサウンドチェックの前、ジェフ・テイトは彼の家族の解雇について、他のメンバーと口論していた。そして激昂したジェフ・テイトはドラムキットを投げつけるなどの暴力的行為をおこなったあげく、ライブの最中ステージ上でマイケル・ウィルトンやスコット・ロッケンフィールドらにつばを吐きかけるという行為に及んだ。これにより、バンドはもうこれ以上ジェフ・テイトとともに活動を継続することはできないと判断した。6月に入りバンドはミーティングを行い、ジェフ・テイトをバンドから追放し、バンドはQueensrÿcheとして新たなリードシンガーを探すことを決めた。ジェフ・テイトが彼のソロ・アルバム「Kings & Thirves」制作を行っている間、バンドはその当時クリムゾン・グローリーのフロントマンだったトッド・ラ・トゥーレ(Todd LaTorre ヴォーカル)を向かえ、EP「Queensrÿche」から「Empire」までのQueensrÿcheの初期の楽曲を演奏するサイドプロジェクトRising Westを始動していた。Rising WestのライブがシアトルのHard Rock Cafeで6月8日、6月9日に開催されることが発表されると、チケットは48時間でソールドアウトになった。そしてその数日後の6月20日、バンドを代表してスコット・ロッケンフィールドから、ジェフ・テイトを解雇すること、またトッド・ラ・トゥーレを後任にむかえ、Queensrÿcheとして活動を続ける事が発表された。また、Queensrÿcheは新たにCentry Media Recordsと契約することが決まった。6月12日、ジェフ・テイトとその妻スーザン・テイトは不当にバンドを解雇されたとしてバンドを告訴、また同時にバンド名の使用差し止めを要請した。バンド側もこれに反訴したが、キング郡高等裁判所は6月13日、11月の結審までは双方がQueensrÿcheの名称を使用することを認める判断を下した。双方のバンド名の権利をめぐる争いが続く中、バンド側は2012年12月から2013年4月までの間、EPから"Empire"までの初期の代表曲をセットリストとした、アメリカ、カナダを始め各地をめぐるReturn To The Historyツアーを実施。また初期のサウンドを取り戻すため、共同プロデューサーには「Operation: Mindcrime」や「Empire」のミックスを手がけ、「Promised Land」の共同プロデューサーでもある盟友James Jimbo Bartonを迎えることにした。セルフ・タイトルとなるアルバム"Queensrÿche"は米国で6月25日、欧州では6月24日(日本ではアヴァロン・レーベルより8月21日)にリリースされ、ビルボード200チャートで23位を獲得した。ジェフ・テイト側もこの間外部ソングライターや著名ミュージシャンを起用しQueensrÿche名義でアルバム「Frequency Unknown」を発表、Operation: Mindcrime25周年ツアーなどを行った。2013年9月3日、ジェフ・テイト側からの要望により裁判の日程が1月27日に延期された事が公表された。 その後もたびたび裁判日程が延長されたものの、バンドとジェフ・テイト側とでの調停協議がすすめられ、そして2014年4月17日、ようやく和解に達した。2014年4月28日、和解は友好的に決着したこと、バンド側がQueensrÿcheであること、そしてバンド側は過去のすべてのQueensrÿcheの楽曲を演奏することはもちろん今後Queensrÿcheとして作品を発表することが認められ、一方ジェフ・テイトは今後2年間については「元Queensrÿche」「前Queensrÿcheシンガー」などの呼称を、自身の名前の半分以下のサイズでQueensrÿcheの名称を記載することなど一定条件の下で使用できるが2年経過後はQueensrÿcheの名称を使用できなくなること、2014年8月31日まで彼のQueensÿcheとしての最後のツアーを行い、それ以降は「Operation: Mindcrime」および「Operation: Mindcrime II」の2つのアルバムについてのみ演奏できること、などがバンド側およびジェフ・テイト側からそれぞれ正式に発表された。現在のメンバー *トッド・ラ・トゥーレ(Todd La Torre)、ボーカル *マイケル・ウィルトン(Michael Wilton)、ギター *パーカー・ラングレン(Parker Lundgren)ギター *エディ・ジャクソン(Eddie Jackson)、ベース *スコット・ロッケンフィールド(Scott Rockenfield)、ドラム・パーカッション過去のメンバー * クリス・デガーモ(Chris DeGarmo)、ギター * マイク・ストーン(Mike Stone)、ギター、ボーカル *ジェフ・テイト(Geoff tate)、ボーカル *ケリー・グレイ(Kelly Gray)、ギター