I'll Never Forget You

Stay Girl Stay Pure

1986オメガトライブ

13 rooms
オメガトライブは、主に1980年代に日本で活躍したJAPANESE AORの草分けで、プロデューサー藤田浩一の指揮のもと、作曲家林哲司並びに和泉常寛、アレンジャー新川博などの制作陣を中心としたプロジェクトの総称(計3回)。ボーカルは杉山清貴、カルロス・トシキ、新井正人と変遷。夏・海・リゾートをテーマとした作品の数々は『サザンオールスターズ』や『TUBE』などとともにサマーソングのヒット曲として知られる。藤田浩一は、80年代に角松敏生や、オメガトライブ、菊池桃子を擁していたトライアングル・プロダクションのオーナーであり、彼のタッチする作業は作詞家や作曲家、アレンジャーとのプリプロダクションからレコーディング・スタジオでのミュージシャンへの指示、エンジニアへの注文、レコード・ジャケットの決定からマーケット戦略まで多岐に渡っており、全ての最終決定権は彼にあった。名称の名づけ親はDJのカマサミ・コング。メンバーは候補に挙がっていた中の「タイクス」という名前を気に入っていたが、藤田が「オメガトライブ」に決めたという。「オメガトライブ」とは、「オメガ」=ギリシャ文字で一番際に表記される文字で「最後」という意味と、「トライブ」=民族という意味を合わせて、「最終民族」という意味がある。1986オメガトライブ / カルロス・トシキ&オメガトライブメンバー カルロス・トシキ(ボーカル) 黒川照家(ギター、1988年3月に脱退) 高島信二(ギター) 西原俊次(キーボード) ジョイ・マッコイ(ボーカル、1988年7月に加入) 1986年 前オメガトライブに在籍していた高島信二(ギター)、西原俊次(キーボード)に加え新たに日系ブラジル人のカルロス・トシキ、菊池桃子のバックバンドでギターを担当していた黒川照家(くろかわ・みつや)を迎えて、プロデューサー藤田浩一の第2弾プロジェクト『1986オメガトライブ』としてデビュー。 1988年3月 黒川がバンドを脱退。バンドメンバーのグループ名を『カルロス・トシキ&オメガトライブ』に変更。 改名の理由として、「黒川が脱退した以上、1986オメガトライブでは無くなった。」ことと、「(1986という)ネーミングが、古くなってきた。」ことが理由。 尚、改名に当たって、スタッフとしては「もっとカルロスを全面に押し出したい。」という意向があったが、本人達は「あくまでも、3人のバンドである」と考えていた為、スタッフの思惑通りにはいかなかったようである。 1988年7月、レコーディングにコーラスとして参加していたジョイ・マッコイが正式に加入。 1990年 松任谷由実が作詞作曲した『時はかげろう』を発表後ファイナルツアーを行い、1991年3月16日日清パワーステーションでのライブを最後に解散。1990年12月14日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にて解散発表を行った。 2005年3月9日、ファンサイトの呼びかけを中心とした署名活動により、発売された楽曲が全曲収録されたCD+PVや『歌のトップテン』に出演した時の映像を納めたDVDを収めた『COMPLETE BOX "Our Graduation"』を発売した。 代表曲は『君は1000%』『Super Chance』『COSMIC LOVE』『アクアマリンのままでいて』『花の降る午後』など。主な制作陣プロデューサー:藤田浩一作曲家:和泉常寛(元「はしだのりひことエンドレス」) 作詞家:売野雅勇 サウンドプロデュース&アレンジ 新川博 シングル1986オメガトライブ君は1000%(1986/5/1)※NTV系ドラマ『新・熱中時代宣言』主題歌 このCDのカップリング曲「Your Graduation」も同ドラマの挿入曲として起用されている。 2006年には安藤裕子がシングル「The Still Steel Down」のc/wとしてカバーしている。 Super Chance(1986/8/7)※富士フイルム「スーパーフジカラー」CM曲 Cosmic Love(1986/10/15)※サンヨー「WO8」のCM曲 Miss Lonely Eyes(1987/7/15) Stay girl Stay pure(1987/11/18)※NTV系ドラマ『恋はハイホー!』オープニング曲 アルバム1986オメガトライブNavigator(1986/7/23) Crystal Night(1987/2/4) DJ SPECIAL(1987/6/21)(企画アルバム) Q盤では『Navigator』『Crystal Night』が復刻している。